Windows Live メール&Messengerの不思議な不具合と解決方法

このブログでも何度か取り上げているWindowsのメーラーのお話。

今までの投稿では、Outlook Expressの“バグっぽい不具合”と“事実上後継はWindows Live メール”だという事を書いたと思う。
で、クライアント先でもスタッフの方に何か有る毎に、同様の事を伝えてWindows Live メール等へ移行していただいている。

Outlookでも良いが、『メールしか使わない』というリクエストが多いのでWindows Live メールを勧めている。
実際はMicrosoft製という事も限定していないので何でも良いのだが、あまりバリエーションが増えるとサポートが面倒なので不都合が無い限りそうしている。

今まではアドレス帳の移行で少し癖が違っているようで、名前の取り込み方が上手く行かない事等は起こっているが、クリティカルな事態は起こっていなかった。

しかし、今回不思議な事に遭遇してしまった。
アドレス帳に連絡先を登録してもWindows Live メールを終了すると、それが奇麗に消えてしまう不具合。

メールの送受信等は問題無く、アドレス帳も登録後Windows Live メールを終了するまでは問題無く使えているらしい。

色々、原因を考えて試したがどれも効果無く、ネットで検索して見ると、『アドレス帳に登録できない』や『受信トレイが行方不明』等色々発見された。

解決方法はWindows Live メールの再インストール。
という事で再インストール。

不具合を引き継ぐと面倒なので、ついでに『C:¥Document and Settings¥ユーザー名¥Local Settings¥Application Data¥Microsoft』内にあるWindwos Live関連のフォルダも削除してから再度インストールしてみた。

すると、めでたく不具合解消。

実はMessengerでも新規アカウントでの知り合いの追加や招待が出来なかったり、利用中のアカウントでサインインしても知り合いの一覧が表示されなかったりと説明のつかない不具合が起きていたのだが、それも一気に解消。

メーカーによっては、最近Windows Liveがプレインストールされているのだが、その状態が悪かったという事だろうか。

という事で、その後セッティングする時は面倒でも一度Windows Liveを再インストールする事にしている。

XP出荷終了目前という事も有り、駆け込み購入でセッティングの台数も多いのだが、このくらいの手間で済むのなら簡単な事だ。

しかし、再インストールで解消してしまうと、本当の原因が分からず終いである。

さすがに製造過程で検品が行われてもメーラーまではチェックされないだろう。

フリーのアプリケーションなんかは、プレインストールされているといくらか信頼してしまうので、インストーラーが入っているだけで良いのかもしれない。

やっぱり、最初から色々入っているよりは自分で調べながら必要な物を入れて行く方が良いのかもしれないと改めて感じた。