お風呂用(?)最適コスパタブレット「HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp」レビュー

パソコン:ハード・ソフト

今更かもしれないが、Huawei MediaPad M3 Lite 10 wpを手に入れた。

これを購入した理由は、最近少し文書を書いたり構成したりが増えたのでお風呂でもそういう軽い作業が出来たら良いなぁと思ったのと、動画なんかが観られるとお風呂がもっと楽しくなるとも思ったのだ。

このモデルになった理由は防水性能が一番のポイントだが、発売日が2017年12月と近いので割と迷う事は無かった。
(※冒頭の写真は浴室に水を撒いて、本機を置き、上から水を垂らして撮影してみた)

『お風呂でも』と、思い立った当初は普段使いしているiPad Air2に防水ケースなどを付けるという選択肢も有り色々考えたが、ケースによっては音がこもったりホームボタンが押しにくくなったりと色々デメリットも有りそうだし、万が一の事があったら普段使いのものまで無くなってしまって面倒なので、ここはお風呂用のをタブレットを用意した方が良いという結論に至った。





インデックス

毎度お世話になっているAmazonで購入、翌日には届いた。
設定らしい設定はあまりなく、ガイダンスに従って進めて行って数分でトップ画面に到着。
そして、普段使っているGoogleのアカウントを入れればメール、YouTube、ドキュメントまでもすぐに他で使っている状態にまで再現される。
このへんやはりクラウドのサービスは便利だ。




ファーストインプレッション

早速その日の夜から使用してみた。
まず、iPad Air2との比較で感じた事はディスプレイの広さだ。


左:HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp / 右:Apple iPad Air2

iPad Air2MediaPad M3 Lite 10 wpではピクセル数こそiPad Air2の方が多いものの画面サイズは前者は9.7インチで後者は10.1インチ、数字だけで比較すると後者の方が広く感じるはずなのだが・・・狭く感じるのだ。

アプリのインターフェースが多少違うという事もあるのだが、原因は多分アスペクト比ではと思っている。
iPad Air2は4:3、MediaPad M3 Lite 10 wpは16:9で、ランドスケープで使用時に上下に余裕がない感じが強い。

上の写真を見てもらうとわかりやすいと思うが、サイト自体のレイアウトはCSSが影響していることもあるのでさておき、上部のウェブブラウザーのインターフェース周りを見てもらうと、画面の上下幅に関わらず同じだけ上から占有しているので、必然的に残りの長さが少なくなってしまっているのでそう感じるのだろう。

ちなみに全体のサイズ感はほぼ同じ感じ画面のアスペクト比が違ってもベゼルの設計の違いでなんとなく同じ大きさに落ち着いている様な感じだ。


左上角を合わせた時の右下の差。上がiPad Air2で下がMediaPad M3 Lite 10 wp

 


右側を合わせてサイドから見たところ。上がiPad Air2で下がMediaPad M3 Lite 10 wp

次に感じたのはレスポンスの僅かなラグだ。
このタブレットにはモデル名に『wp』が付いていない前モデル(別モデル?)が有るが、CPUはそのwp無しモデルは定番のQualcomm Snapdragonで、当該モデルはHiSilicon Kirinに変更されている。

どっちがどうという事では無いかもしれないが、Qualcomm Snapdragonは分かるがHiSilicon Kirinというのはあまり聞き馴染みがない。
調べてみるとHiSiliconHUAWEI傘下の企業の様で、要するに自社製という事になる。

アップルもそうだが、製品の企画開発やリリースなどをコントロールしようと思うと、自社製の方がやりやすいのだろう。
当然それだけ体力も必要になるが。

wp無しモデルとの比較については触れられている記事があるのでそちらが参考になると思う。

HUAWEI MeidaPad M3 Lite 10 ユーザーから見てwpはどうなの?
https://ironnakoto.net/archives/3194

 




iPad Air2との性能比較

という事で私はiPad Air2との比較をGeekBench4で行ってみた。
ちなみに性能比較の為に行ったのはキャッシュのクリアと再起動のみ。
その他は日常的に使っているままだ。

先ずはCPU

MediaPad M3 Lite 10 wp

iPad Air2

どちらもiPad Air2が高い性能となっている。
マルチコアに関してはiPad Air2が3コア、MediaPad M3 Lite wpは8コア。
単純な比較は難しいが、iPad Air2の効率の良さが分かる結果になった。

次にGPU(Compute)

MediaPad M3 Lite 10 wp

iPad Air2

こちらもiPad Air2が高いスコアになった。

数字が出てみると最初触った時に感じたiPad Air2との差が数値化されたような、もうちょっと健闘してるんじゃないかなとも思う様な、『ふ〜ん』という感じの差になったようにも思う。
iPad Air2については本来がいくらぐらいで販売されているのか分かりづらくなっているが、多分通常それだけを購入する時の値段でいうとその差ぐらいなんじゃないかなとも感じた。

さて、UIなどについてだが、Andoroidを使うのはNexus7(2012)を使わなくなって以来約2年ほどぶりで、色々と変更されているところが有るし、HUAWEI製のEmotion UIというホームアプリ(?)で動かしているが、今分かっている範囲で言うとそう感動的なものは無く想定の範囲内といった感じだ。
その分、あまり戸惑うこと無くスムーズに使い始められた。
OS自体を使うことが目的では無いのでここは歓迎すべきポイントだと思う。




2012年当時のAndroidの状況はOSの分断化が話題になっていて、自分の持っているスマホまたはタブレットは出荷状態では不満が有り、次のアップデートで対象とされるのかどうかなどが話題の一つだった。当時は欲しい機能が無く次のアップデートで実装されそうだなどの情報が流れたりしていたので、色々な期待を込めて情報をかき集めたりもしていたが、そんな必要も無い。
良い意味で一通り成熟したのだろう。
そういう意味では、今後どのハードを買うかはソフト的な違いではなく、ハードのスペックで決まるようになるのかもしれない。
後は対応のアプリだろうか。
まさにPCと同じ感じになってきているんだろう。

マルチウィンドウも対応しているので、YouTubeのラジオっぽい動画を流しつつ、ブログの記事校正を小一時間してみた。

流石にまだ水に浸けたりはしていないが、濡れた手で触っても画面に水が付いても問題はなさそうだ。
防水の性能はというと、スペック的にはIP67(防塵性能6級、防水性能7級)という事で、iPhone7やiPhone8などと同じ・・・ん?同じなのか・・・なにかiPhoneよりも完全に防水な気がしていたのだが・・・等級表を見てみると。

防塵等級

 

等級 定義
0 特に保護されていない
1 直径50mmを超える固形物(人体の手足など)が内部に侵入しないい
2 直径12.5mmを超える固形物(人体の指先など)が内部に侵入しない
3 直径2.5mmを超える固形物が内部に侵入しない
4 直径1.0mmを超える固形物が内部に侵入しない
5 悪影響が生ずる程度の粉塵が内部に侵入しない
6 粉塵が内部に侵入しない

 

防水等級

 

等級 定義
0 特に保護されていない
1 鉛直に落下する水滴を受けても有害な影響がない
2 鉛直から15度以内の範囲で落下する水滴を受けても有害な影響がない
3 鉛直から60度以内の範囲で水滴が噴霧状に落下しても有害な影響がない
4 あらゆる方向から水の飛沫を受けても有害な影響がない
5 あらゆる方向から噴流水を受けても有害な影響がない
6 あらゆる方向から強い噴流水を受けても有害な影響がない
7 一定の水圧で一定時間(30分間)水中に浸けても有害な影響がない
8 連続的に水中に置いても有害な影響がない

防塵性能についてはiPhone7および8もMediaPad M3 Lite 10 wpも最高等級の完全防塵
防水性能は最高等級の一つ下。
別の情報では最高等級の8級は原則密閉構造でないと付かないとの情報も有る。
何を持って密閉構造と言うのかはわからないが、スピーカーの穴や充電用のUSB-Cポートなどがその理由ならどうしようもない。

今回お風呂で使うことを目的として購入したのだが、防水性能で謳われているのは『常温の真水』という事で、そこからの逸脱は自己責任になる。

お風呂の環境がどのくらい違うかというと、まず入浴剤を入れなければ『真水』という事で良いのか?
ただまぁ入浴剤が微細な粒子だとしたら、防塵性能でなんとかなるのだろうか?
後は、一番の違いは当然『常温』ではなくて『お湯』という事と、空気中に湯気となって沢山の水分が有る事。
使っている最中ディスプレイもボディも当然湯気がついて曇ったりもしていた。

当然スペックで書かれている環境とは大きく違うのは承知で使っている。
ただ、今のところは問題は無さそうだ。

iPhone7や8も同じならそちらを使うという手もあるのか・・・とも思ったが、今のところSEを使っているので防水では無いのと、仮に7や8を持っていてもスマホは電話など用途が多いので万が一の事を考えるとやはりそちらは勇気が必要な気がする。




お風呂がもっと快適空間に

一週間ぐらい毎日お風呂で使ってみた。
使い方は、湯船の縁に立て掛けて動画を見たり、文書を作成してみたりといったもの。
この文書も大半は湯船に浸かりながら作成した。

その期間で気になったのは、やはりレスポンスのラグだ。
ただこれは何か作業をしている時というよりアプリの起動や切り替えなどOSの操作の時に感じる気がするので、作業に集中したり動画を見ている時にはあまり感じない。
時間を追うごとに徐々に顕著になってくる様にも感じたので、プレインストールされている『端末管理』というアプリでクリーンアップしながら使っている。
気分だけかもしれないがクリーンアップ後はいくらかマシな気がする。

お風呂のお湯に関してはまだ入浴剤は試していないが真水のお湯なら全く問題無い。
一度湯船の縁に立て掛けて使っている時にお湯が溢れて最下段のアプリのアイコンまで使ってしまった事があった。
その瞬間は起動していたアプリが終了し別のアプリが勝手に起動してしまったが、その後は全く問題無い。
置き場所は少し工夫をしても良いかもしれないが、無茶をしなければ今のままでも問題は無い様に思う。

因みに冒頭の写真を撮る時、ディスプレイに水を滴らした時も同じ様な現象が起きた。

後、シャワーもまだかけてはいない。
思いの外水圧が高いという話もあるので、もう少し経ってから試してみようとも思う。

他に、不満というほどの事ではないし、これは直接このモデルとは関係無い事だが、仮想キーボードで長い文書を作る事は普段あまりしないので、どうしてもタイプミスが多い。
慣れる必要があるのかもと思ったのが、もし何か別の良い方法が有るのならそのうち試してみたいとも思った。
まぁ、そう長く無い時間だし、する事をもうちょっと限定的にすると不満も減るかもしれない。

チョコチョコっと文書を作成してみたり、YouTubeやdTVを見たりして、予定通り長風呂になった。




まとめ

全体的には値段を含めてバランスの取れたモデルだと思う。
多少レスポンスにラグを感じるところは有るが、防水という条件かつ手に入れやすいモデルは多分あまり多く無いので、選択肢としてこれが最有力の一つになる場合が多いと思う。

今回私はお風呂用として購入したが、他にタブレットがない方はメインのタブレットとしても使えるんではないかと思った。
ただし、処理能力はあまり高くないので、ゲームなど負荷の高いアプリはスムーズに動かない可能性は高い。

私的には現状は文書処理や動画を見るなどの用途に限っているので、概ね満足な買い物だったと思う。

※防塵防水機能については、メーカーの説明が補償の範囲となるので、そこから逸脱した使い方は自己責任となります。
あらかじめご了承ください。




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