まだOutlook Express?

当ブログでアクセスの多い記事のひとつにOutlook Expressのトラブルの記事が有る。
Outlook Expressで受信できないエラー【0x800c0133】
約1年半前の記事だが、毎月コンスタントにアクセスされている。
同様のケースに遭遇されている人が多いという事だろう。
私もその後も何度か同じ症状を確認したが、毎回同じ方法で修理が出来ている。
ところが以前一度だけ上記の様な事ではない内容のものが有った。


一定期間のメールが消失しているというものだ。
その時は使用者の「調子悪いからな~」というコメントに、「仕方ないっすね」って事で終わっていたのだが、最近違う人からも同様の症状で連絡が有った。
と、いう事は前者のPCが調子悪いのが原因ではなかったという事だ。
ググって見ると同様の症状が報告されている。

詳しくは
Odysseygate.com – Outlook Express 6で消えたメールを取り戻す

どうも原因はOutlook Expressの仕様で100回毎にメールフォルダの最適化を行うようになっているらしく、この最適化中にOutlook Expressを強制終了してしまったらアウトらしい。
わたしはOS9以来OS XではOutlook Expressが対応していない理由もあり使用していない。
Windows もメインでは使わないのでOutlook Expressの挙動もよく分からないが、どれぐらいかに一回PCの起動直後にメールの最適化を促すメッセージが表示される。しかも一度出るとキャンセルしても起動の度にしつこく表示される。この事を言っているのだろうか?
だとしたら、自分で[ O K ]をクリックしない限り最適化は始まらないので、最適化を始めたものの時間は掛かるは、PCは遅くなるはで途中で強制終了とかするのだろうか?
ともあれ、2004年8月以降アップデートはされておらず、Windows Mailおよび、Windows Live Mailがその後継とされており、事実上の終息ソフトである。
色々とバグ等は有るかもしれないが、今後同様の名称でアップデートされる予定は無いはずだ。
Windows Live Mailも使ってみたがほとんど使い勝手は同じだしすぐにでも移行出来るだろう。
この際だしThunderbird等に替えてみるというのも良いかもしれない。
企業のシステム担当も「Outlook Expressでないとサポート出来ません」とか言っていると余計にサポートの手間が増える事になるかもしれない。
しかし、XPユーザーが大半を占めるのが分かっているのに、もう少し分かりやすく後継ソフトのアピールをしても良いと思うのだが、これもVista移行を促す作戦だろうか?
まぁ、考え過ぎという事にしておこう。

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