もう3年とかそれ以上前の話、メインクライアントのP社での事。
ある有名メーカーのノートPCを3台ほど購入した。
まぁスペックの概要は普通な感じ、
- OS / Windows10
- CPU / Core i3
- メモリー / 4GB
- HDD / 500GB
まぁ最近だとちょっと低いスペックに見えるかもしれないけど、当時だったら・・・まぁ中の低ぐらいかな?
で、キッティングしてる時に、
「ん・・・なんかぁ・・・動きがぁ・・・ゆっくりかなぁ・・・??」って感じに。
で、個体の問題かな?という事で、もう一台・・・一緒、で、もう一台・・・、うん、同じだ。
とりあえず仕方がないので、そのまま使ってもらいつつ、様子をみてみる事に。
別のPCと比較できる者じゃないと、『こんなものかなぁ・・・でも、まぁ遅いよね?』って感じ、で、比較できる者だと『これ、なんか遅いですよね?』って反応に。
まぁそうだよね・・・
仕方がないので、色々調べてみるとタスクマネージャーのパフォーマンスで、ディスクの使用率が100%になっている。
ネット検索してみると、同様の話が色々あったので試してみると・・・いや、あんまり変化は無い。
仕方なく、ヘルプデスクに連絡をして、相談してみる。
- 私
- 「このモデルってこう言う感じですか?」
- オペレーター
- 『不安でしたら、今のうちに一度チェックや修理をされますか?』
- 私
- 「3台買って3台とも同じ感じなんですが?」
- オペレーター
- 『あぁ・・・お客さまの購入されたモデルはHDDモデルでして、Windows10はSSDが推奨なんです』
ちょっとうろ覚えだけど、仮想メモリがWindows10からは基本ONになっている都合で、ディスクの読み書きが遅い状況だとそういう現象も起こるのでは無いか?との事。
当時はまだ、SSDの値段が安くなく容量も少なかった事を考慮してHDDモデルを選んでいた。
・・・いや、なら、HDDモデルを売るなよ・・・
まぁ、売っても良いけど、そういう話を出そうよ。
P社には法人窓口が有って、購入の際は担当が色々やってくれる。
その時にでも、そういう話をしてくれていて、それでもHDDモデルを選んでいたんだとしたら、『あぁ・・・仕方ないね』となりそうなものだ。
まぁ自分の情報不足も反省しつつ、その時は今後こういうモデルは買わないでおこうと思ったんだけど、その後数年間、ちょっとモデル選定などの業務は回ってこずにいたんだけど、最近、リモートが一つの働き方になってから購入されたであろうモデルのリカバリー&キッティングが続いて、この事を思い出した。
SSDモデルとHDDモデルのリカバリーの長さの違い、雲泥の差である。
しかも一定キッティングをするんだけど、一個一個のレスポンスがHDDモデルは異常に遅いので『あれ?押し損ねたか?』とかなって、重複でクリックしてしまっていたりして余計に負荷がかかり、さらにレスポンスを遅くしてしまう結果に繋がる。
当然、新品の時はもう少しマシだったんだろうけど、HDDなんてものは長い目で見ると消耗品だ、経年劣化による性能の低下も有るんだろう。
思わず担当部署の管理者に「これ渡すの気の毒です・・・」と愚痴ってしまった。
担当者も『あぁ・・・ほんとですね・・・』との反応。
まぁ次回からは大きめのノートでもSSDモデルを中心に選定する事になっていく事だろう。
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