Windows Updateでその他マイクロソフト製品の更新プログラムが入手できない

パソコン:ハード・ソフト

午前11時過ぎの小腹がすいた頃『Excel2007でパスワード付きのファイルが開かない』とのヘルプ要請が入った。
詳細に言うと、パスワード付きのExcelファイルをダブルクリックすると、Excelは起動するのだがパスワードを聞いてこないし、ブックも開かずただリボンだけの画面が表示されるというもの。
調べてみると、どうもExcelのバグらしくOfficeの互換パックのバージョンをアップすると解消されるらしい。
対象のPCはごく最近リカバリしたばかりだったので更新がかけられていなっかったのだろう。
言い訳に書いておくとこのリカバリ作業は私が行ったのではなく、遠方で翌日には使用したいという事だったので、電話で内容を伝えて現地で作業を行ってもらっていた。
まぁ“アップデートをかけて終了”でランチに出られる丁度良い作業だろうと思っていたら少しだけはまってしまったので備忘録としておく。


Windows Updateを起動すると『取得するプログラム』には『Windowsの更新プログラムのみ』とひょうじされ、下方に『その他マイクロソフト製品の更新プログラムの入手します。詳細情報の表示』と表示される。
ここを対応しておかないとWindows以外のマイクロソフト製品はWindows Updateの対象にならない
まぁそのままで不具合のない人や気にならない人は気にならないと思うが、Excel等から更新の確認を行うとWindows Updateから実行しろとの表示がされて進めない。
私の場合設定以降は使用者に実質的な管理を引き継ぐので出来るだけの事をしておく事にしている。




Windows Updateその他マイクロソフト製品の更新プログラムが読み込まれるようにする事も同様だ。
その他マイクロソフト製品の更新プログラムの入手します。詳細情報の表示』の“詳細情報の表示”をクリックすると、パラパラとページが遷移して、『Windows、Officeなどに関する更新プログラムを入手してください』と表示されるページへ移動する・・・はずなのだが今回はしない。
ここがハマったポイント。不具合スパイラルだ。
まずい、今日に限ってランチの誘いが早い、置いてけぼりだ。
さて、上記Excelの症状がアップデートで解消するかどうかはさておき、それが試せないし、これが出来ないのも面倒だ。
という事で、調べてみるとWindows Server 2008Windows7で発生している症状らしい。
原因はよくは分からないが、Internet Explorerの互換表示設定に『microsoft.com』を追加するとこの症状は解消する。
 

これで問題無く、『Windows、Officeなどに関する更新プログラムを入手してください』と表示されるページに遷移された。

ここで、『Windows Updateの使用条件に同意します』にチェックをして、インストールボタンを押せば、Windows UpdateでWindows以外のマイクロソフト製品、主にOfficeに関する更新プログラムも入手可能になる。
という事で、この話の切っ掛けであるExcelの不具合は互換パックを更新する事で解消された。
終わってしまえば簡単な話だが、不具合対応中に別の不具合に遭遇すると、焦ったりもする。
今回は一つハードルが増えただけで終わって良かったが、いつもよりランチの誘いが早目で合流出来ず、一人ランチになってしまった。
代わりにブログのネタが一つ増えたので、まぁ良しとする。

コメント

  1. Win10はヤダ より:

    この記事の通りで無事アップデートができましたー
    Officeを何度も入れなおしてもアップデートできずイライラしていたところでした(ぁ
    大変参考になりました。ありがとうございました。

  2. ピート より:

    Win10はヤダさん
    コメントありがとうございます。
    お役に立てて何よりです。
    >Win10はヤダさん
    >
    >この記事の通りで無事アップデートができましたー
    >Officeを何度も入れなおしてもアップデートできずイライラしていたところでした(ぁ
    >大変参考になりました。ありがとうございました。