停電の憂鬱

こんな事が有ったにもかかわらず、同じP社本社でも同じBuffaloWAPM-APG300Nを導入する事になった。
このクライアントではネットワーク機器がほとんどBuffalo製品なので、管理の事を考えて別メーカーの物にする選択肢はあまり考えなかった。
今回は導入時ファームウェアがアップデートされていたからか、前回の様な事は起こらなかったのだが、少々変わった事が起こった。
さて、その無線APの導入から数日後の休日に停電があった。


停電の事実自体事後報告という恐ろしい事もあったが、大体のネットワーク機器は特別気にしなくても問題無いはずなのに、停電の有った次の日、数名のスタッフがファイルサーバーへ入れない現象が発生した。
調べてみると当該のスタッフはサーバー名(コンピューター名)でアクセスしている事が分かった。
このP社では、ドメインは導入していないので、ワークグループが不安定なのでは疑った。
マスターブラウザーは、ウィルス対策ソフトのサーバーにしているノートパソコンを強制的にマスターブラウザーになるように設定している。
サーバーにしているので常時起動にしているので都合がいいのだ。
ただ、今回の停電でバッテリー駆動になり、少し時間が長かったせいかスリープになっていたようで、原因はこれだろうと思った。
上記スタッフにはIPアドレスでアクセスしてもらうようにして、マスターブラウザーが安定してワークグループが復旧するまで少し待つ事にした。
しかし、よく見てみるとウィルス対策もクライアントが同期出来てなさそうだ。
そもそもが、こちらは別拠点も関わって来るのだが、DNS等は設けていないので、名前解決が出来ていない故の現象とはならない。
色々端末で出来る事は試したが改善しないし、悩んでいても仕方が無いので、ネットワーク機器を順番に再起動する事にした。
話の流れから、既に“落ち”はばれているかもしれないが、前科の有るWAPM-APG300Nを先ず再起動すると見事に回復したのだ。
よくは分からないが、何かやはり有るようだ。
もう少し研究と調査が必要だが、問題無く動いている時のスペックとパフォーマンスは満足のいく物なので、ワークグループが不安定な時は再起動するようにして、上手く付き合って行くようにしようと思う。

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