何にでもスパムというのは出現するという話。
Macには『カレンダー』というそのままズバリな名前のカレンダーアプリが有る。
私はスケジュールをスマホではiPhoneのカレンダー、PCではGoogleカレンダーかクライアントが運用しているグループウェアを利用して管理しているので、あまりその『カレンダー』は起動しない。
ところが、なんとなく起動して見ると、なんだか目がチカチカする感じになっていた。
それが、冒頭の画像。
最近時間が無いと思っていたらこんなにスケジュールが入っていたのか・・・というわけではなく、全く覚えのないスケジュールがびっしりと入っている。
しかもよく見ると全て同じ。
どうも丸一日のスケジュールが繰り返し登録されているようだ。
なんのタイミングで入ったんだろう。
iPhoneでは表示されていないな。
まぁ『カレンダー』使わないし・・・。
そっと閉じようとしたが、いや待てよ、これかなり先まで登録されてるな。
起動するたびに嫌な気分になるのも面倒だ。
という事でとりあえず調べて見る事に。
まず、どの経路で入って来た情報かを調べる。
『カレンダー』の環境設定でアカウントを一つだけ表示するようにして切り分けると、iCloudだという事が分かった。
なるほど、iPhoneではiCloudのカレンダー機能はOFFにしているから表示されなかったわけだ。
しかし、自分が能動的に取り込んだ覚えもないので、招待か何かだろうと当たりを付けて『icloud カレンダー 招待 スパム』などで検索して見ると、少ないながらも情報が出て来た、内容的にもマッチしたのは以下のページだ。
中国インターネット事情
http://chinese-homepage.com/901
掲載されている画像に表示されているスケジュールのタイトルも同じ。
なんと15年先まで登録されているという事。
要するにスパムだ。
カレンダーに表示されるスケジュールから色々探ると、一部日本語の様なページが開いた。
興味もないのですぐに閉じる。
さて、という事で削除をするわけだが、招待というのは『出席』か『欠席』かを返信する機能が付いている。
コンテキストメニューからは『削除』も選べるが『欠席』と同様の動きをするらしい。
スパムにいちいち反応して『このID居ますよ』と表明する事になる。
面倒なので、とりあえずネットを遮断して、『削除』を選択。
すると『くり返時イベントに応答中』というメッセージが表示された。
『削除』を選択したスケジュールだけにするのか、繰り返し登録をされている同一のスケジュール全てにするのか、という事。
当然『全て』だ。15年分個別に削除なんてしていられない。
すると次に、『このイベントに欠席すると返信してもよろしいですか？』と表示される。
これが困る。
同窓会の案内で来た往復はがきを『欠席』にチェックしたとたんに、郵便屋さんに持っていかれる様な感じだ。
いや、同窓会の往復はがきはしっかりと返しているのだが、なんだかよく分からない返事する必要もないイベントの案内の往復はがきだな。
当然そんなものゴミ箱へ直行で終わりにしたい。
ここで一旦『キャンセル』を試せば良かったと後悔しているが、ボタンの色と流れから『欠席』を押さないと進まない感じがしたので、正直に『欠席』を押した。
ネットを遮断しているからか何も動きは見られず『カレンダー』から余計なスケジュールは消えた。
別のページでは『メール』に返信メールが下書きで残っているからそれも削除とあったのだが、そもそも『メール』は使っていない。
送信はされたのかされて居ないのか・・・若干モヤモヤは残るものの、今回はこれで良しとする事にする。
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