エンドレス・FreeMind

私はメモやウェブのファイル構成、データベースのテーブル構成等を考えたりまとめたりする時にFreeMindを使用している、Mac、Win、Linuxで利用出来るフリーのマインドマップ作成アプリケーションだ。

FreeMind

正式版は0.8.1だが、ベータ版リリース候補も大量に存在している。
アンインストールはアプリケーションそのもの(もしくはそのフォルダ)を削除するだけで良いので、最近では気が向けば最新のリリース候補を利用している。


さて、少し前に久しく上記で紹介したアドレスからサイトを見ると新しいリリース候補0.9.0 RC6がダウンロード出来るようになっていた。

多少のバグは有るかもしれないが、Java上で動作するものなのでシステムに深刻なダメージは無いだろうと思い。

早速ダウンロード → 上書きコピー → 起動。
問題無く動作している。

変更内容を確認する為に少し使用してみる。

派手な変更な無いものの地味に良くなってきている事を感じつつ終了 → 書類を保存する確認 → 「いいえ」を選択 → 終われない

再度 [Command ] + [ Q ](←Macなので)書類を保存する確認 → 今度は「はい」を選択して仮に保存 → やっぱり終われない

 

とりあえず、強制終了をして、システムが不安定なのかと思い再起動後再びFreeMindを試すが、やっぱり終了出来ない。

こういうバグなのねと諦める。

大問題じゃないけど、都度強制終了は面倒なので前のバージョンに戻す事に。
前のバージョンは0.9.0 RC4、問題無く起動。

しかし、終了はできないまま。
こういう時は初期設定ファイルを削除するのが一番と思い、探す。

ルート側やユーザー側のライブラリ/Preferencesやライブラリ/Application Supportの中を探すも発見出来ず。

検索してみるもアプリケーションそのものやそれで作成した書類ばかり。

数日諦めるが、仕事で使う事が多いので若干イライラする。
仕方なくそのまま使っているとある事に気づく。

このアプリケーションは一定時間毎に書類が自動的に一時保存される、環境設定にもその項目は有る。

で、その自動保存された時にウインドウの最下部にメッセージが出る。
『マップは自動的に保存されました(ファイル名: Users/(ユーザー名)/.freemaind/XXXXXXX・・・・』

!!ユーザー名フォルダーの下に不可視フォルダーが作られている!怪しい!

不可視ファイルにアクセスする簡単な方法は、LAN内にWindowsが有ればWindows側からアクセスすると丸見え、お互い不可視フォルダーのルールが違うのでこういう事が出来る、因に逆からも同様。

もしくは今回の様にフォルダ名が判明している場合、Finderで「移動」>「フォルダへ移動」>で、フォルダの場所を入力、今回は『~/.freemind』とする、『~/』はユーザーフォルダーまでを省略するおまじない。

すると、ログや自動保存されたファイル等が多数出てきた。

その中に、『properties』の文字が確認出来るファイルも発見。
早速『.freemind』フォルダー毎削除。
再度、FreeMindを起動・・・終了・・・出来た、当たり前の事なのに凄い達成感。

試しに最新の0.9.0 RC6にしてみたが、こちらも問題無く終了出来た。

どこかのバージョンアップのタイミングかで設定ファイルが正常に引き継げていなかったんだろう。

とりあえず、これでまたヘビーに使える。

うなぎ屋なんかのタレじゃないので、やっぱり設定ファイルは時々リセットする方が良いのかもしれない。

コメント