準備不足で反省しまくり

最近、ウェブ制作の方を優先的に行っていて、PCサポートの方は知人やその紹介、既に契約している企業だけぐらいになっている。
先日久しぶりにPCサポートの仕事で1年半ぶりぐらいに会う人のオフィスへ出向いた。
依頼の主旨は、『しばらく休眠していたPCをリカバリーしてほしい、ただ、オフィスがオープン前で後日インターネットの引き込みが有り、その際に関連のセットアップをしてもらう為、先にリカバリを済ませておいた欲しい』という事。


よくよく考えてみるとPCは複数有りLANも導入されるという事なので、インターネットが開通してからでも何ら問題の無い事だったが、懐かしさや若干の下心もあり、軽い気持ちで承諾した。
作業は、
1.リカバリー
2.WindowsMessengerの設定
3.ネット開通後リモートアシスタンスでWindowsUpdate等残り作業
の予定、ネットが未だなのでこんなものかと。
リカバリーはフォーマットからデバイスドライバの設定まで、やっぱり時間はかかったが順調に完了。
リカバリー直後のXPはSP1だったが、WindowsMessengerが有るので大丈夫だし、後はその設定だけを済ますとその日の予定は終了のはずだった。
とりあえず、ネットを繋がないと正常にログイン出来るかどうかが判らないので、自前のモバイル環境で接続した。
通常、ネットに接続する時は先ずウイルス対策ソフトを入れる、しかし、そこに有ったのは某有名メーカーのソフトだが2003年版の物。『まともに使うには定義ファイルやその他更新ファイルのダウンロードなんかで時間が掛かるなぁ』と思ってしまった。
今日はモバイル環境しか無いので『余計に時間のかかるダウンロード等の作業は出来ない』という意識が強すぎウイルス対策ソフトを後回しにしてしまった。
でも、これが大誤算
接続すると自動的にWindowsUpdateが作動、リカバリー後の最初によく見るWindowsインストーラ等4項目をダウンロードしたらしい、これはそんなに時間がかからないと思い、インストールしてみた。
が、何故か4項目中2項目は失敗
後から思えば、この時既に妙な事になっていたんだと思う。
まぁとりあえず、とWindowsMessengerをログインしてみようとすると、何故か失敗、「このバージョンのプログラムの間で互換性がないため、NET Messenger Serviceにサインインできませんでした。」とエラー。
アカウントを作り直しても駄目。
それから、色々気になる事は有ったのだが、当初意識した『時間のかかるダウンロードは・・・』というのが強すぎて、SP2やSP3のアップデート等は後日ととりあえず、リモートアシスタンスが繋がるようにだけと色々足掻いた。
メールで招待ってのでもいいのだが、いままでの経験上LAN環境や無線が絡むと失敗する事が多くWindowsMessengerでの招待がベターなのだ。
色々調べてみると、最新のWindowsLiveMessengerはSP2以降にしか対応していないのだが、MSN Messenger7.0は大丈夫という事を発見、早速インストールしてログインも確認
もう相当時間が掛かってしまって、後は帰るだけ。
そう考えるとまだ時間に少しだけ余裕あるので、ウイルス対策ソフトを入れてみようと思い。インストールしてみると。
2件ウイルスを発見
要するに、WindowsMessengerや妙に思っていたことはウィルスが原因だったようだ
それほど新しいウィルスでは無かったものの、さすがに2003年版では名前はわからず、『ウィルスらしい』という程度、ネットで調べてみて、あたりを付け『悪意のあるソフトウェアの削除ツール』で削除可能だということが判り実行し削除完了。調べたとおりの名前だったので調べてみると影響はそれほど無く先ほどの作業で問題ないとの事。
標準のWindowsMessengerでもログインができるようになり一安心。とりあえず、この日は終了。
ところが、後日ネットが開通したと連絡が入った時に『なんかすごいことになってるみたい』と言われ。
リモートで入ってみると、アラーム鳴りまくり。
ネットが開通してセッティングなど行われている時間の間に、再び同じウィルスに感染したらしい。さらには亜種なども合わせて数十件発見された。
結局後日やり直すことに、さすがに今度は状況がわかっているため全て用意していった。まぁネットも繋がっているので変な気を使わずにすむということもあったが問題なく終了。
自分の準備不足が招いた事だったので反省しまくりだった、皆さんはこんなお馬鹿な事をされませんように。

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