先日、サーバーを立てる仕事をした。
今回のオーダーは、外部業者との共有サーバーとの事。
動画の編集データ等を共有するため容量は大きい方が良いが、時間と予算に余裕が無い様子。
会社にVPNは既に導入済みだが、ユーザー数に上限が有るのと今回は外部業者という事でVPNには入れずFTPサーバーが良いという事に。
丁度、休眠中のNASが有ったのでとりあえずそれを利用する事になった。
そのNASは4台のHDDが入るタイプのよくあるタイプでRAID対応でFTPも使える。
一つHDDが故障してしまい都合でもう一つ同じものを購入し、当該NASはそのまま休眠状態。
勿体無いという事で今回の役目を与える事に。
する事といえば、
- 故障しているHDDの交換
- NASの初期化や共有設定等
- ルーターのポートマッピング
まずはHDDの買出し、最初に使われていた物は流石に少し前のモデルだったので現在は流通していないことが分かった。
今流通しているのは2世代後のモデル、多分大丈夫だろうと思ったが一応クライアントに”ダメもと”の了解を得て、それを購入。
HDDの交換をしてみると問題なく動作した。再セットアップも合わせて小一時間ぐらい。
実は他の事もやりながらの作業で、この時少しミスをしていたらしくそのことが後々時間を掛ける事に。
ルーターのポートマッピングはルーターの再起動が必要なので、クライアントの業務時間外に自宅からリモートで入って設定をする事にして帰宅。
その日の深夜、ルーターのポートマッピングを開始。
設定はすぐに出来たのだが何故かFTPでNASに入れない。
VPN内だとFTPで入れるのでルーターのセッテングミスだと思い、何度も確認と再セッティングを繰り返すができない。
しばらく粘ったがその日は諦めて就寝。
次の日、土曜日だったこともありクライアントは休み。
昼間にもう一度ルーターのセッティングをする事に。
しかし、何度やっても結果は同じ。
諦めてもう一度実際に行ってみてした方が良いかなと思いながら、なんとなくNASの設定を確認すると、『デフォルトゲートウェイ』がNAS自身になっていた。
『出口は私』って感じだ、繋がるわけがない。
デフォルトゲートウェイをルーターのアドレスにしてやると、何事も無かったかのようにFTPで接続成功。
さすが機械、融通とかは無い。
『ながら作業』は結局時間がかかる事になる、間の抜けた事をしていたと反省した。
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