超主観的SEO -1-【SEOとは】

最近SEOはずいぶん一般化されてきていると思う。
しかし、まだ『SEO = 上位表示技術』的に理解されている事が多いと思う、これは100%では無いが、間違いだと思う。
もし、SEOが『ウェブサイトやページの作り方で上位表示を可能にする技術』だとすると、コンテンツが全く無視された話になってしまう。

SEOとは『掲載するコンテンツを検索エンジンに向けてより最適な状態で伝え、相当の評価をしてもらう事』だと思う。
つまりHTML等ウェブサイトやページの作り方だけでなく、掲載するコンテンツを紹介する文章やその構成、コンテンツの魅力を最大限検索サイトにアピールする事だ。
この『検索サイトに』というところがポイントである。
通常、ウェブサイトはそのユーザー向けに最前を尽くすのがベターだ。
しかし、ユーザーである人間と検索エンジンでは内容を理解する仕組みが違う。検索結果によりヒットさせる為にはこの人間とは違う仕組みで内容を理解する検索エンジンに理解してもらう必要が有る。
よって、SEO（検索エンジン最適化）とされている。
例えば同じ様な事に使用するAとBという二つの商品があり、人間が見た場合明らかにAがより優れているが、両者を紹介しているウェブページはBの方がより上位に表示されているとする。
この場合、平たく見るとBの方が実は優れていたという結果は考えないようにすると、Aを紹介しているウェブページがその魅力を十分伝えられていない可能性が考えられる。
原因はウェブ制作者の力不足も考えられるが、例えば商品情報を十分理解している人間とウェブ制作者のコミュニケーション不足かもしれない。
他にも考えられるのが商品情報の不足もある。
上で考えなかった可能性も含めるとより魅力的な商品を創る事も必要かもしれない。
つまり、本来ウェブ制作者の力だけでSEOを完成する事は難しいのである。
これらを解決する事が商品の魅力を最大限アピールする事に繋がり、検索エンジンに相当に評価され結果Bよりも上位で表示される事になるかもしれない。
SEOとは『掲載するコンテンツの魅力を人間だけでなく検索エンジンにも最大限伝わるように、その情報等を整理構成する事』とすると、その糸口が見えてくるように思う。
因に、コンテンツを相当以上に評価されるよう、誇大に広告する事はユーザーを惑わす事にも繋がり、検索エンジンではスパムとされてしまう事もあるので注意したい。
ウェブサイト制作者はコンテンツの魅力を損なわない様なページを作る事を心がけたいものである。