超主観的SEO -3- 【単語と文章】

前回、テキストが大事という事を書いたが、今回はそのテキストをもう少し掘り下げてみる。
物事をテキストで表現する時、色々な言い回しが存在する
特に日本語は複雑だと言われる。
例えば、『自分を指す一人称の単語』だと英語では「I」だけなのに対して、日本語では「私」「わたくし」「僕」「俺」「わし」「小生」「自分」等有る、他にも有るかもしれない。
こんなに多いのは日本語だけだと聞いた事が有る。


この『自分を指す一人称の単語』の場合、多分一般的な事なので、日本語でサービスを提供している検索エンジンでは『同義語』等として、関連付けられているかもしれない。
しかし、おおよそ一般的には使わない様な『専門用語』の場合、同義語として関連付けられている可能性は低くなっていると想像される。
専門用語が多く並んでいる文章は、それ自体がとても良い文章でも、それら専門用語の意味が分かる人間が読まないと意味を成さないのだ。
例えば、ある専門用語が有ったとしよう、これはいくつかの一般的な単語で説明出来るとした時、それらが理解出来る人間が読んだときは、頭の中で補完するかもしれないし、また、その専門用語が指す現象か物を直接知っている場合は思い浮かべながら読める。
しかし、検索エンジンは思い浮かべる事は出来ないし、関連づけられていなければ条件として検索の範囲を広げる事は出来ない
更に、専門用語は限られた人だけの言葉なので専門用語と言うのだとしたら、多くのユーザーは一般的な単語を使用すると予想されるので専門用語だけの文章はそれだけでユーザーを制限すると思う。
専門用語の他にも『造語』というものもあるが、これも普及していないので『造語』というはずなので、ごく少数の人だけが理解している言葉だろうし、自らが造った造語なら、その他の人が同じ言葉を造り出していなければ、自分以外が知っているわけも無い
後、少し違うかもしれないが『略語』というのもあるが、これも、出来るだけ使用せず正式に書いた方が適切だろう、略語は専門用語や造語よりは元の単語に関連が強いかもしれないが、必ずしも関連付けられているとは限らないし、検索時わざわざ略語を選ぶ可能性も低いかもしれない。
もし、検索時ユーザーが略語を使用したとしても、良く有る略語は正式な単語に含まれる文字で構成されているので、検索範囲に正式な単語が含まれる可能性は有るが、逆は考えにくい。
要するに、出来るだけ一般的な単語を使う必要が有るし、もしどうしても専門用語や造語を使う必要が有るのなら、それを一般的な単語で補完する様な文章を作る必要が有る、更には略語も出来るだけ使わない方が良いだろうと考えられる。
次に、文章を書く際、一度出てきた長い言葉を何度も書く事で、無駄に文章が長くなってしまい読み辛くなる時等に『AAAAA(以下:A)』という感じで略して書き文章を短くまとめる事が有る。
ウェブページも最終的には人間が読むのだから同様の気遣いは必要かもしれないが、検索エンジンは上の略語でも書いたように、それらが関連付けられていなければ、同じ言葉として扱ってくれない。
想像するに、自然に文章を書いていて何度も出てくる単語は、そのコンテンツで重要な単語なはずである。
これを略してしまう事で、そのコンテンツの内容を損ねてしまうかもしれない。
検索エンジンを意識するがあまり、過度に乱発するのはかえってスパム扱いを受けるかもしれないので、気をつける必要は有るが、自然に書いた中で出てきてしまう数量によっては、無理に減らす必要は無いと思う。
今回の事をまとめると、
より多くの人に伝わるように、専門用語造語は極力避ける、もしくは一般的な言葉補完等し、略語避ける
長い言葉略す書き方避け無理同じ単語乱発せず自然文章形成する事を心がける。
自然文章の中で年度か出てくる言葉や単語無理に減らす必要も無い
と、なるだろう。

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