SEOマーケティングツール

ウェブサイトをゼロから制作する時、私は先ずSEO対策として簡単なマーケティングを行う。
以前はオーバーチュアキーワードアドバイスツールビッグキーワードから関連する語句を引き出し、言い換えられる単語はより一般的に使われているものに置き換えるという事をしてきた。
そのオーバーチュアがサービスの変化からキーワードアドバイスツールをオープンで利用出来るサービスを1年半ぐらい前に閉鎖。


困ったのは私のようにオーバーチュアの有料サービスではなくウェブサイト制作の際のマーケティングツールとして使っていた者である。
かなりの人数がいたと思う、私もそうだし知人でウェブ制作を行っている者も代わりのツールが無いかと右往左往していた。
色々見つけるのだが結局オーバーチュアからデータを引っ張っている者もあり、そのサイト自体が右往左往している始末。
ようやく見つけたのが『フェレット』というサイト。暫く前には『フェレットプラス』というサービスも始まってマーケターアフェリエイターの為のマーケティングツールとして人気になっていたようだ。
しかし、このフェレットさえもベースの検索回数データはYahoo過去データを元にチューニングを行っているという事で検索回数データは更新がされていないようだ。
その他オーバーチュアの代用として名前が挙がっていた中に
Google AdWords:キーワードツール』というのが有った。
当時は12ヶ月間を1ヶ月毎の棒グラフで検索件数の数が表示してあるだけで目盛り等はいっさい無く、ボヤ~とした情報だった。
ところが、数ヶ月前から検索回数が表示されるようになったらしい。
Google AdWords:キーワードツール』かなり有り難い話である。
もともとはAdWords用のツールなので本来の使い方でないのは承知の上ではあるが、ユーザーにとってより良いウェブサイトが増える事はGoogleも歓迎だろう。
これでフェレットはお役御免かというとそうではない。
Google AdWords:キーワードツールで表示されるデータはそもそもAdWordsで入札されている単語のはずである。
数多くはないと思うが入札されてはいないが使える単語もあるはずだ。
という事はフェレットGoogle AdWords:キーワードアドバイスツール両方でデータを取るのがよりベターだと思う。
一方だけではなく複数の角度からデータを集められる事はウェブ制作者にとってはたいへん有り難いし、心強くもある。
こういったツールは更に増えて行く事を強く望む。
ただこれだけで最適化されたウェブサイトが作れるわけではなく運用を始めたらアクセスログを解析しながらより自分たちが求めるウェブサイトに育てて行く必要がある事は間違いない事実である。
とりあえず、今後新しいウェブサイトを立ち上げる仕事が続きそうなのでGoogle AdWords:キーワードツールを試せる機会がありそうで少し楽しみである。

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