検索サイトは誰の為のサービスか【超主観的SEO2 -3-】

超主観的SEO2

SEOを意識する時に検索サイトがどういった存在なのかはとりあえずでも理解しておく必要がある。

現在のインターネットにおいて検索サイトやそのサービスは不可欠だが、そもそもなぜ無料で利用できるのか、なぜページを順位付けする必要が有るのか。





超主観的SEO2
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なぜ順位づけする必要があるのか、なぜ無料で利用できるのか

まず『なぜページを順位づけする必要があるのか』だが、物理的な話で条件に合うページ全てを一画面に表示できないという事も当然あると思うが、たとえ表示できたとしてもやはりその表示位置で上下関係はできてしまう。

簡単なリストのソート条件として考えられるのは、『あいうえお順』や『アルファベット順』などが有るが、そうなると『あ』や『A』から始まる名前が目立つ事になる。
そのページがユーザーにとってメリットの高いページであれば問題ないが、そういうケースでない事も当然多いはず。

ここで『ユーザーにとって』というワードが出てきたが、なぜユーザーを意識する必要が有るのかというと、これが無料で利用できる理由に繋がる。

ユーザーを意識する必要の有る理由は、検索サイトをはじめビジネスを運営する為の利益を広告掲載料から出すために『広告効果』を上げる必要があるからだ。(ビジネスモデルはこれだけではないと思うが)
要するに利用者を増やすという事だが、どうやってユーザーを増やすのかというと、ユーザーが検索をした時にその意図を読み取って、たくさん有るページの中から『これが見たかったページ』と思ってもらえるページをリストアップする事だ。

いくつか有る検索でもトで無意識にでも『私はこっちの方が使いやすい』とか思う事が有るかと思うが、それがそういう事だ。

これが、『ページを順位づけする必要が有る理由』だ。
ユーザーの支持を集め、その数を増やす為にユーザーのメリットの高いリストを作る必要があり、日々検索に関わる機能を開発しているという事になる。




検索サイトはユーザーに向いたサービス

ここまでの話に、ウェブサイトなどの運営側の為にという部分は無い。
つまり、ウェブサイト検索サイトを利用するユーザーに向いたサービスだという事なのだ。

考えれば当たり前のことだが、こちら側の感覚になり過ぎてしまうと、『検索する』ためのサービスではなくて、『検索される』ためのサービスだと無意識に勘違いしてしまう事もあるが、そうではない。

どの検索サイトからでも検索されるページの対象数はほぼ同じという事を考えると、検索条件と対象のページとの関係の解釈やその順位付けで差が出てくるという事、要するに検索サイトごとにリストアップの順位に差があるとう事で、ユーザーはその表示される順序によって見つけやすさの感覚が変わる。

これは検索結果が何ページ有ろうと、全てを見るわけではなくて『これかな?』という物が見つかれば、それをクリックして検索行動は終了するからだ。
よほど感覚に合わないページばかりでない限り、2、3ページで終わるだろう。

この『ユーザーの需要に合った情報を見つけやすくする』というのが、SEOに繋がっていく元となる。
なんとかして、見つけやすく整理される上位の方でヒットしたいという事だ。

検索サイト側は、それぞれ独自の理論の他に、ユーザーの検索行動やリストアップされた結果から何をどうチョイスしているかなどデータを取ろうと思えば取れるはずで、常に何らかのデータを元にこの条件をブラッシュアップしている。

ページをピックアップしているサーバーのスペックやページを解釈するプログラムの性能も上がっている事も有ると思うので、よりその精度が上がってきている。

この条件は当然公開されないが、前の記事にも書いている様にGoogleに関してはヒントになる様なドキュメントを公開している。

検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド
https://support.google.com/webmasters/answer/7451184?hl=ja

検索エンジンは、ユーザーがそのページを見た時に有る条件にマッチするかどうかを判断しているとすれば、人間のそれと同じになるのが理想だと思うが、現状そうなっていなくて、ユーザーをどうするかはさておき検索エンジンに向いて色々改善を図るという事がSEOなら、そのうち検索エンジンが人間の個性の揺らぎの一つぐらいにしか差が無い状態にまでなった時にはひょっとするとSEOという言葉すら必要なくなってくるかもしれないが、それはまだまだ先の話だとは思う。

とにかく現状では有る程度差がある中でどうするかという事だが、過度にSEOを意識するあまり人間が見た時に結果を出せないページでは意味がないが、これはまた別の話にするとして、まずは検索サイト(検索エンジン)は検索ユーザーに向いたサービスで有るという事を理解して、取り組むと色々解決策などが見えてくるかもしれないという事だ。




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